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釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

高橋大河_釣り、グルメ、時々裏話

明けましておめでとうございます。
皆さん、今年の初詣は済みましたか? 私は例年のごとく、年末に家族で伊勢神宮に行って手を合わせてきました。

伊勢と言えば、私が住む浜松市からは大きく分けて三つのルートがあります。ひとつは浜松駅から名古屋駅を経由して、鉄道で行くルート。ふたつ目はクルマで東名高速→伊勢湾岸道→伊勢道と経由して伊勢湾をぐるっと回るルート。そして三つ目は同じくクルマですが、渥美半島の先端・伊良湖港からフェリーで鳥羽港へ渡るルートです。比較するとこんな感じです。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

このなかで一番楽ちんなのは鉄道ですが、家族4人ともなると運賃がバカにならない(往復で1人10000円前後)のと、年末年始は混雑で満席は必至。現地に着いてからあちこち動く場合は、そのための「足」も必要になります。

クルマで行く場合、経済面を優先すれば高速道路で伊勢湾を回っていくのが一番ですが、走行距離は浜松西インターから伊勢西インターまでで213.2kmと結構長く、やはり年末年始の混雑で、四日市周辺の渋滞に巻き込まれることを想定しておかねばなりません。ちなみに通行料金は通常でも片道5660円(4人で割れば往復で1人あたり2830円)と、三つのルートのなかでは最も安上がりです。荷物を積んだまま移動でき、時間が自由なのもクルマのメリットですね。

ただ、私はよほどのことがない限り、三つ目のフェリーを選択しています。お伊勢参りだけでなく、取材で三重方面へ行くときも、プライベートで釣りに行くときも、フェリーを使うことがほとんどです。その一番の理由は私が伊勢湾フェリーの回し者だから…ではなく、単純に体が楽だから。体が楽=安全とも言えますね。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

どのくらい楽かというと、前述の通り、高速ルートの走行距離は片道213.2kmですが、このフェリールートの場合、浜松から伊良湖港まで55kmと、ほぼ4分の1。しかも伊良湖から鳥羽までは寝ていくことも出来るので、睡眠時間が少ないときなどはとくにありがたいのです。もちろん小一時間とはいえ、ちょっとした船旅の雰囲気を味わうことも出来、家族にも好評です。

唯一の難点は、一番早い便に乗っても釣り船の出船には間に合わないこと。したがって釣りの場合は前泊するか、帰りのみフェリーという形になります。早朝か深夜に一便あればうれしいのですが、採算が合うほどの乗船は見込めないので仕方ありません。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

乗船の際は、最初に乗船レーンの入り口に行って係員さんの指示に従ってクルマを停め(○番レーンに入れてお待ちくださいなどと言われます)、次に車検証を持って乗船券売り場に行きます。売り場は道の駅・伊良湖クリスタルポルト内の伊勢湾旅客ターミナルにあります。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】
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釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

フェリーへの乗船開始は定刻の15~20分前なので、それまでは道の駅でお土産を買ったり、コーヒーを飲んだりして過ごせます(逆に言うと、15分前までには受付を済ませておく必要があるということですね)。

肝心の運賃ですが、私の愛車ウィッシュの場合、4m以上5m未満ということで、運転手込の片道運賃が6690円、往復(7日間有効)だと1割値引きで12040円になります。これに家族3人の乗船料を足すと、片道で11340円、往復だと20410円、1人当たりの往復運賃は5102円(ちなみに片道の場合でも、遠鉄カードや現地の施設の割引券があれば10%値引きが可能)です。さらに、鳥羽に渡った先で水族館やテーマパークを見学する予定があるなら、それらがセットになったお得な券も発売されているので、事前に情報をチェックしておくと良いでしょう。

う~ん、それでも1人5000円は高いなあ…と思うなら、とっておきの裏技があります。それは、伊良湖クリスタルポルトの駐車場に車を置いて、体一つでフェリーに乗ることです。伊良湖港のパーキング(道の駅の正面)は無料なので、これだと1人当たり往復2790円の乗船料だけで行って帰って来られます。※駐車場は広いですが、混雑時は満車で停められない可能性もあるので、余裕をもって着くようにしましょう。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

渥美半島をドライブするついでにプチ船旅も楽しんでしまおうとか、ちょっと水族館を見に行くだけというように、鳥羽までで用事が完結するならこれが一番お手軽。実際このプランでも見どころやグルメスポットはたくさんありますし、仮に鳥羽から電車やバスを使って伊勢方面等に足を延ばすとしても、ガソリン代や駐車料金が要らない分、出費は抑えられると思います。

さあ、あとは係員さんの指示にしたがってクルマごと船内に入り、デッキに上がってのんびりしていれば到着です。船ですからシケの日はそれなりに揺れますが、伊勢湾フェリーの場合、本当に波がきついのは伊良湖から神島までの15分くらい。そこさえ耐えればあとはずっと島影なので、よほど荒れていない限り、船に弱い人でもなんとか我慢できるレベルではないかと思います。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】
釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】
釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

ちなみに鳥羽側の乗船場はこんな感じ。隣が鳥羽水族館、ここから電車を利用する場合も、歩いて行ける範囲に中之郷駅と鳥羽駅があります(駐車場は有料です)。

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

釣り、グルメ、時々裏話 VOL.3【55分の船旅。伊勢湾フェリーのススメ】

というわけで、身近で手軽な船旅としての伊勢湾フェリー、ぜひ一度お試しを。ほかにもお得な情報等ありますので、興味のある方は伊勢湾フェリーのホームページでご確認ください。

伊勢湾フェリーの公式ホームページ

高橋 大河

高橋 大河

【この記事を書いた人】
静岡県在住
釣り、バードウォッチングなどのアウトドアスポーツを好み、行く先々で現地の食や文化を楽しむ欲張り人間。趣味が高じて釣具店、釣り雑誌編集部に勤務したのち、現在はフリーのライターとして活動中。釣りの信条は「このルアーで釣りたい!」という気持ちを大事にすること。自分の釣りたい魚を探して、今日もフィールドを彷徨い続ける。

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