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【STW Project Vol.1】Support to Win Project 始動

STW Project Vol.1:Support to Win Project 始動

勝つためだけに

銘品と謳われる数々のルアーやロッドに彩られ、他の追随を許さず常勝と呼ぶにふさわしいこれまでのMegabassの歴史。メイドインジャパンの誇りとともに、Megabassは日本のバスフィッシングの文化を築き上げたと言っても過言ではないだろう。
ヨーロッパでは「日本をバス釣りの王国」と呼ぶアングラーすらいる。日本という国で確たる地位を築いてきたMegabassは、終わりなき探究と飽くなき向上心を続けてきている。
Megabassは改めて、バスフィッシング発祥の地、アメリカで更なる高みへと登り詰めようと考えたのだ。遥か西洋から伝わり、アジアの極東で独自の進化を遂げた、日本のバスフィッシングは、その母国での戦いの前に狼煙をあげようとしている。 類い稀なる才能と努力をし続ける者と共に、戦うために、そして勝つためだけに。
STW Project Vol.1:Support to Win Project 始動

Support To Win世界一になるために

STWとはひとつの壮大なプロジェクト、そしてこれまで明かされることのなかった製品の開発のドキュメンタリーだ。Support To WIn=勝利を支える、とはアングラーが勝つために何が必要かを考え、勝利へ一歩でも近づくためにアングラーと共に歩むことである。
今回Megabasssがその照準を合わせたのは来年2月に行われるバスマスタークラシック2014の優勝だ。バスマスタークラシックとは1971年から続く長い歴史を持つコンペティションであり、その勝者はバスフィッシングの世界チャンピオンなのである。バスフィッシングのトップの中のトッププロ達が顔を揃える世界最高峰の舞台で戦い抜ける、勝つためのルアーを作りたい。文字通り世界を制するルアーを造ることが、Megabassの目指す新たなステージなのである。
「2014年で世界一になるルアーを作って欲しい」。その願いを聞いたのは2012年のトーナメントシーズン終了直後だった。母国アメリカ。静岡は浜松から新しいスタイル、プロダクトを発信し続け、日本のバスフィッシングを牽引したメガバスだが、そう簡単には行かないだろう。しかし誰ひとりとしてそれを不可能とは感じていなかった。
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ドリーム 夢となること

母国アメリカにおいてバスフィッシングは、一大産業としての地位を確立した。その規模も賞金額も日本人の想像を遥かに超えている。全てが日本とは桁違いだと言っていい。多くのアングラーがそのアメリカンドリームを掴もうと、全米、いや世界から集まり競い合う。勝利とは結果がすべてだ。それは、より高いレベルで競われれば競われる程に、シンプルになっていく。要求されるのは、他の誰よりも魚を釣ることだけ。厳しいルールの中で、コンスタントに結果を出すことができる者のみが、生き残ることができる。アスリートの世界なのだ。
あるスポーツ選手が言った。プロとはファンや次世代を担う子供達に夢を与え続けなければならない。無理をしてでもスポーツカーに乗り、精一杯のお洒落をしてファンの前に立ち、憧れの的であり続けなければならないと。クールなバスボートを滑らせて、数々の試合を勝ち抜いて行くトッププロに憧れ、熱い眼差しを送り続ける子供達がいる。ウェイイン会場では各選手のウェイトを固唾を飲んで見守る大人達がいる。アメリカンフットボールやバスケットボール、ベースボールに負けないぐらい。アメリカのバスフィッシングは人々を熱狂させ、魅了し続ける。夢に溢れているのだ。
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勝つために

2013年、Megabassは現地に新法人を設立しTEAM MEGABASS USAを立ち上げた。これは単にアメリカに進出し、Megabassのルアーを流通させるだけのチームではない。バスマスター・クラシックに勝つルアーを作るためのプロローグなのだ。2012年から、何度も日本の開発陣が渡米し、ミーティングを重ね、そして、去る11月。アーロン・マーティンスをはじめとするTEAM MEGABASS USAの面々が来日した。日本のファンとの交流を深め、日本の釣りや文化も肌で感じようという思い。しかし来日のもうひとつの理由は言うまでもなく、これまでの、2年もの間、煮詰めてきたルアーの完成を最終段階に持っていくため。そして彼ら自身が、日本の開発チームもが、本気でバスマスタークラシックを勝つための決意を確かめたのだ。お互いに。
実際に開発、製造が行われるMegabass浜松工場を訪れ、伊東社長をはじめ、あらゆるセクションのスタッフと直接言葉を交わしたアーロンは、開発部の精鋭達の姿勢に確かな手応えを得たようだ。
現に、この原稿を進めている今も、開発陣はその手を一度も緩める事なく、むしろ急ピッチで作業をしているところだ。
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始動・Start

間も無くアメリカではバストーナメントの2014年シーズンが始まろうとしているが、STWチームのルアー開発は、どうゴールするかの姿勢を整えているという局面に入った。
アメリカのプロスタッフからのフィードバックにより、開発に着手した日本のチームが掲げたこと。それは…もしもバスマスタークラシックに勝てなければそのルアーの発売はしないこと。から生まれる物語は勝利にこだわったMegabassの挑戦の記録であり、日米のプロと開発チームが切磋琢磨し最高のプロダクトを作り上げる過程に密着したバスフィッシングの「母国 対 王国」のリアルストーリーである。
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